メタボ健診と罰金 [メタボ健診]

2008年4月から義務化されたメタボ検診。義務化されたということは、もしこの検診を受けなかったら罰金を払うか、何らかの罰則があるのではないかと心配になりますよね。確かに、罰金が科せられることになっているのですが、誰に対してかというと、健康保険の加入者個人に対してではなく、健康保険組合や共済組合、各市町村などが対象となります。ですから、メタボ検診を受けなかったからといって、私達が直接罰金を払うということにはなっていません。

では、どういった場合に罰金を支払わなければならないのでしょうか。そもそも、メタボ検診は、生活習慣病になると、長期間に渡って医療費がかかることから、予防や早めに発見をして、医療費をかからなくしようという目的があります。検診の受診率が上がらず、また指導をしても改善が見られなければ、結果として医療費は増える一方です。そこで、このような場合には、罰金や罰則という形がとられることになっており、現在のところ5年後から導入される予定になっています。

本来、こういった方法はあまりよいことではないのかもしれませんが、国民の健康を守り、また医療費の事を考えると、ある程度の強制力は必要なのかもしれません。企業や市町村も罰金を科せられることは困りますので、積極的に推し進めていこうということになりますよね。考えておかなければならないことは、もし受診率が上がらずに罰金という形がとられた場合、将来的には加入者の保険料が引き上げられる可能性もあります。そんなことにならないためにも、メタボ検診の連絡が来たら受診をして、悪い所は早めに改善して健康な毎日を過ごしましょう。

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